すらいむがあらわれた

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写経は大事

ユーザにプログラマが多いはてなダイアリーのキーワードによると「写経」とは技術書のプログラムを手で打ち込み直すこと、という意味があるらしい。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BC%CC%B7%D0
今日はPerl+SOAP::Liteで遊んだ後、雑誌記事に載っているコードの写経をしてGoogle Mapsの使い方を学んだ。
やっぱり写経は大事だ。
会社での開発環境はVisual Studioで、こいつはインテリセンスというコード補完機能がすごいうえ、テキストボックスやボタンなどのWebページの部品はツールボックスからドラッグ&ドロップするだけでできてしまう。
自分でコードを書くことなくWebサイトを作れてしまう。
もっともそれはあくまで表面的な話で、ちょっと凝ったことをするためには自分でコーディングする必要が出てくる。ここで日頃インテリセンス任せ、ドラッグ&ドロップ頼りでサイトを作っていると実際のコードがどうなっているのか全然わからず全く手が出ないということになりかねない。
開発生産性向上のため、会社ではVisual StudioのようなIDEを使わざるを得ないが、ああいう大規模なIDEはあくまで業務用だ。いわば工場のベルトコンベアのような装置だ。
パン職人になりたいのに流れ作業の工場のべルトコンベアで延々と同じ作業をしていてもパン職人にはなれない。自分で生地をこねて釜で焼き上げる経験をしないといけない。
もはや職場ではエディタでコツコツ書くようなプログラミングはできないのだから、その分自分で時間をつくって写経に励もうと思う。