すらいむがあらわれた

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六本木 美術館巡り

書きかけ。


サントリー美術館
「KAZARI ―日本美の情熱―展」
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/08vol03kazari/index.html
故郷の考古館から土器が出張してきていた。よく来たねよく来たねヽ(^◇^*)/
故郷の美術品で東京ミッドタウンに出てこられるのはおそらく縄文土器だけですw

島根県の平田一式飾りという飾り物が面白かった。
お皿でつくった竜退治のジオラマ。自転車の部品で作った海老。

兎耳兜。


■21_21 DESIGN SIGHT 
「21世紀人」
http://www.2121designsight.jp/schedule/program.html
三宅一生プロデュース。
ダイソンの掃除機から発想した服を、ダイソンの掃除機のパーツで作ったマネキンに着せるという展示が面白かった。
大友克洋のアニメの世界みたいだった。

それから新聞紙とガムテープの巨大なオブジェ。若いアーティストさんが作ったそうです。


21_21 DESIGN SIGHTの建物は安藤忠雄の設計らしい。
友人曰く、安藤忠雄の建築は自閉的なのだそうですが、この建物もほとんどが地下に埋まっていて確かに閉鎖感がします。


偶然、次回イベントのディレクションをする浅葉克己さんのトークショーが始まるところだったので聞く事に。
浅葉克己さんはトンパ文字、書道、卓球などに詳しい方らしい。
死海で浮きながら卓球をしたり、北海道の凍った湖面の上で卓球したり。


■ギャラリー間
グレン・マーカット展
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex080612/index.htm
TOTOのギャラリー。
この展覧会では家の図面がたくさん展示されていました。

下のフロアにはTOTO出版を中心に建築関係の書籍を扱うブックショップがあります。


国立新美術館
エミリー・ウングワレー展
http://www.emily2008.jp/
アボリジニの女性芸術家、エミリー・ウングワレーの作品展。
オーストラリアの画家として始めて作品に1億円以上の値が付いた人だそうです。
抽象的な絵が多く、私にはどこが注目されているポイントなのかよくわかりませんでした。
他の観客もよくわからない方が多かったのか解説ビデオコーナーには入れ替わり立ち替わりに人が。
解説ビデオによるとエミリー・ウングワレーはアボリジニの巫女さんのような存在で、儀式のためのボディペインティングの絵柄をモチーフに織物や絵画を創作していたそうです。
そのストーリーを知ってようやく作品の内容に納得がいったのですが、果たしてアボリジニの芸術というだけで作品に高値が付くのか?という疑問も・・・。
一緒に行った人に「どのあたりがポイントだったのか?」と聞いてみたところ、ヨーロッパの印象派のテクニックに良く似ているとのこと。それをまとまった西洋美術教育を受けたことのないアボリジニの女性が描いているという点がポイントだった様子。