すらいむがあらわれた

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イントゥ・ザ・ワイルド

http://intothewild.jp/top.html
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD12393/

始めて「テアトルタイムズスクエア」で映画を観た。座席の段差が大きいので前の人の頭が気にならない。椅子も座り心地がいい。


自分探しの旅の果てに荒野で死んでしまった青年の物語(←ここまでは宣伝ですでにネタバレしてるのでOKってことで・・・)。
甘えといわれようが、どうしても自分探しをしなくてはいられないタイプの人がいるのだと思う。
それをいつやるか、どうやるか、どれだけやるかの違いだけで。
私もそのタイプだった。


ジャック・ロンドンの本をよく読んだなー。懐かしい。
「白い牙」「荒野の呼び声」もいいですが、このジャック・ロンドン自身の電車無賃乗車の旅行記をよんでそんな旅に憧れたりしてました。

ジャック・ロンドン放浪記 (地球人ライブラリー (014))

ジャック・ロンドン放浪記 (地球人ライブラリー (014))


そして、つらつらと思ったのだが、
たとえば、とても優秀で前向きな学生が安定していて将来性のある大企業を蹴って、勢いだけで先行き不安な新興企業に就職したりするのも一種の「イントゥ・ザ・ワイルド」だ。
さらに、大手の企業に就職した人間が「ここはぬるま湯だ」の「自分の力が生かされない」だのといって、危なっかしいビジネスモデルのベンチャーに転職するのも「イントゥ・ザ・ワイルド」だと思った。

荒野へ (集英社文庫)

荒野へ (集英社文庫)

原作本も読んでみたい。