すらいむがあらわれた

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最近読んだ本

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

ルポ 貧困大国アメリカ (岩波新書)

日本もアメリカ的な格差社会に近づきつつある。自分たちが子どものころは幸せだった。自分たちの世代の子どもたちは果たしてどうだろう?
ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない

思っていたよりも良い内容だった。会社にはいろんなタイプの人がいて、皆それぞれに必要な人たちなのです。リーダーも井出も上原も竹中も木村も藤田さんも。
それでもこの本の存在自体がプログラマーという職業をおとしめている。この本を読まずにタイトルだけをみてプログラマーはブラックな職業だと思い込む人がどれだけいることだろう。
同業者の皆さんはこんな本を持ち上げないでほしい。


それから、この本の登場人物の中で最強なのは藤田さんでも木村でもマ男でもなく、中西さんw だってあの会社の人間関係のなかでそつなく仕事をこなし、意中の藤田さんを自分が在職中の会社に転職させちゃうんだよwww

親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち (扶桑社新書)

親より稼ぐネオニート―「脱・雇用」時代の若者たち (扶桑社新書)

もっと「ニートばんざい!」的な本かと思っていたらだいぶ冷静な本だった。
20代後半でまだフリーターをやっている人にとってはもはや自営しか成り上がる道はない、と諭し、せどりアフィリエイト情報商材販売、デイトレ、ゲストハウス経営などの成功者を紹介している。
刊行からすでに2年近く経っているのでこの本で紹介された方法を今試してももうあまり有効ではないかもしれない。