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ジュンク堂池袋店トークショー 『ドボク・エンタテインメントと新景観』

『ドボク・エンタテインメントと新景観』
4月18日(土)19:00〜 
佐藤淳一(水門写真家)×石川初(ランドスケープ・アーキテクト)

ドボク・サミット

ドボク・サミット

昨年6月の武蔵野美術大学オープンキャンパスで開催された「ドボク・サミット」の内容が本になった。
http://www.musabi.ac.jp/open08/2008/05/-jct.html
「ドボク・サミット」は聴きにいったものの、最後のディスカッションは時間がなくて聴けずに退出したので書籍化はうれしい。さっそく購入しました。
そしてジュンク堂池袋店で関連トークショーが開催されたので聴きに行ってきました。


トークショーのスタッフにはジュンク堂池袋店の人だけでなく、「ドボク・サミット」の版元の武蔵野美術大学出版局の人が何人も来てたり、いつもドボク系のトークショーをやっているジュンク堂新宿店のスタッフさんも来てたり、いつの間にか客席のうしろの方に「ドボク・サミット」の著者の皆さんが勢揃いしていたりと運営側も賑やかでした。


トークのドボサミチームの学者先生チームによるドボクの学術的考察?みたいな感じで難しめだったかも。トークショーの最後のほうで団地&ジャンクションの大山さんが「今日は「ドボク・エンタテインメント」という演題なのにエンタテインメントについての話がなかった。ボクが仲間になってほしいと思う人は笑いの要素がないと仲間になってくれないんですよ」と言っていたのに共感する。まず「面白そう」「楽しそう」と思ってもらえないと仲間が増えない。


トークショーの内容とちょっとズレるけど、観客へのインタビューのときに武蔵野美術大学卒業生のタナベさんが話していた卒業制作のエピソードが面白かったです。
卒業制作で日本中に自分の名前を書いたカラーコーンをばらまくというパフォーマンスを行ったそうで、佐藤先生以外の先生たちからは「迷惑になるからやめなさい」と言われたらしいが実際にやってみたところばらまいたカラーコーンについて誰からも文句はこず、そのまま工事現場でつかわれたり、学校の駐輪場でつかわれたりと便利に使われているらしい。