すらいむがあらわれた

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サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年

東京都現代美術館でいろいろ見てきました。


・サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/112/
いちばんの目当てはこれだったのだけど、入ってすぐ、失敗したな〜と思った。
1人で来るべきじゃなかった。
昨年はフィジカルコンピューティング関係のものをあれこれ見に行っていたので、ここで展示されているものにそれほど目新しさを感じなかった。ただし作品の完成度は高くなっていると思う。
これは誰かと一緒に来て、相手の反応を見るべきだった。とくにプログラマーじゃない人が作品をどう見るのかが気になる。
22日のラストまでにもう1回誰かと行けないかな。

今回は、塔のようなところから目を描いた紙が降ってくる作品をみて、「福笑い」は何かのアプリのネタになるかもしれないと思いついた程度の収穫だった。


・MOTアニュアル2010:装飾
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/111/
自分にとってはこっちのほうが刺激になった。
布にものすごく細かい穴をあけて作った影絵の作品とか、床一面に細かい迷路をつくってる作品とか。
自分がやらない表現方法をあれこれ見られるのがよかった。


井上雄彦 エントランス・スペース・プロジェクト
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/108/
美術館の入り口から奥にかけて井上雄彦の「バガボンド」のイラストが展示されている。
一通り見て、BUMP OF CHICKENの「ハンマーソングと痛みの塔」という歌みたいな世界観だなと思った。