すらいむがあらわれた

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セブ旅行 3日目 その2

2日目ツアースタート。
最初の観光ポイントはラプラプ/マゼラン記念碑。


私は全然知らなかったのだが、マゼランはこのマクタン島で原住民と戦い、殺されているのだそうだ。マゼランを殺した原住民の首長がラプラプであり、セブの英雄。
マクタン空港がある市の名前もラプラプ市だし、セブの人たちが好んで食べる魚にもラプラプという名前がついている。
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これがラブラブ像。


マゼランを倒したラプラプは英雄だけれども、フィリピン人(というかセブ人)はスペイン人を嫌ってはいない。マゼランは殺されたもののフィリピンは結局はスペインの支配下となった。フィリピン人はスペインによってキリスト教などの文明がもたらされたと受け取っているむきがあるそうだ。この辺りはかつて鎖国で外国を排斥し、現代にいたっても海外のサービスがやってくると黒船とよぶ日本人とは受け止め方が違う。
かといって、セブ独自の文化は薄いわけではない。まずちゃんと食文化がある。旅行にきて数日だけど、どうやらこういうのがフィリピン料理らしい、というパターンはわかった。以前オーストラリアのシドニーに行ったときは観光客向けにすら現地料理がなにもでてこなかった。ぜんぶ中華風とドイツ料理風で過ごした。
あと車の中から眺めた町並みもあまり外国資本漬けになってない。あからさまなパクリ商品は見なかった。店も外国のチェーン店だらけということは無かった。10年くらい前に上海に行ったときにローソンがあり、サントリー烏龍茶(しかも微糖)が売られていてがっかりした。それにくらべたらセブではどの店を見てもおもしろい。


次はギター工場見学。
工場というので機械でギターを作っているのかと思ったらみんな手作り。
これまた私は全然知らなかったけれどセブ島はハンドメイドのギターが有名なのだそうだ。
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ショップも併設されていてあってここで作られたギターやウクレレが買える。しかしそれなりによいものだと値段は日本円で1万円くらいはする。


昼ご飯はフィリピンのファーストフードチェーン「jollibee」(ジョリビー)。
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マスコットがドキンちゃんに似てる。


ツアー会社の人が話してくれたところによると、フィリピン人はマクドナルドよりもジョリビーが好きなのだそうだ。
フィリピン人はいろんな国に出稼ぎに行くので、その出稼ぎの人についていくような形で世界展開しているのだそうだ。でも日本には進出できないだろうとのこと。日本人にはジョリビーの味付けは甘くてあわないらしい。特にスパゲッティは甘くて日本人には勧めないと言われた。


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結局食べたのはチーズバーガーセット。これは特に甘くもなく普通に食べられた。CHAMPというビッグマック的なバーガーを食べた人によるとやや味が甘かったらしい。
周りのフィリピン人の客を見るとバーガーよりもスパゲッティやチキンとご飯のセットを食べている。
おいしくないのを覚悟で現地の人が好きなものに挑戦してみたかったのだけど、昨日の晩御飯や今日の朝食バイキングでお腹が余り減っていなくて自重してしまった。