コミケ93に申し込んだのですが落選しました
この記事は
の2日目です。
実はアドベントカレンダーの時期が終わってから書いているのですが、空いていた日にあとから入れてもらいました(^o^)
タイトルの通り、 コミックマーケット93(2017年冬)にギークハウスに関する同人誌を出そうとして落選してしまった話をします。
きっかけ
私は以前にとあるギークハウスに住んでいました。
その時の縁で最近は、 東京都あきる野市にある「ギークハウス秋川」
にときどき遊びに行っています。
そのたびに料理上手な管理人さんの素敵なレシピだとか、近頃の便利グッズだとか、ギークハウス界隈の話題などの雑談をあれこれ話していて、「これブログに書いたらいいんじゃないの?」とか言っていたのでした。
さて、2017年夏。コミケ92に行って来ました。
大混雑している人気のアニメやマンガのコーナーには近寄ららないものの、
IT技術同人誌を買いに行ったり、 ギークハウス繋がりで知り合ったイラストレーターさんのサークルを見に行ったら午前中で完売していて買えなかったり、
などしているうちに影響され、 「そうだ、同人誌つくろう」 と、勢いでコミケ申し込みを決意。
コミケの申し込み
コミケの申込書は会場内に準備会販売スペースで購入しました。 ちなみにオンライン登録でも申込書は必要です。
申込書を買ったのがコミケ92最終日の8/13。 申込書購入から申し込み締め切りまで数日しかありません。
コミケ93の場合、2017年8月8日〜8月16日まで。 たったの3日しかありません。
とにかくなにか書くことを考えないといけない。 いつもあれこれ雑談していることを書きたい。 どうせなら周りのギークハウス関係の人たちにも声をかけよう。
内容はエッセイとか写真とかイラストとかレシピ集とか、なんでもよくて、 なんとなくギークハウス界隈の人がやっていることが集まったものになればいいやと。
さて、急いで申込書の記入を始めたものの、 記載事項がかなり多いし、説明書きが細かい。
書類にはこう書かないと受付不備ですという注意書きが多く、 数ページにわたる注意書きをじっくり読みながら、配置用データ、短冊(カタログ用カード)などを書きます。
コミケといえばサークルカットという四角い枠に入った絵が有名ですが、これはこの申し込みの短冊に描きます。
コミケ半年まえの申し込み時点からもうサークルカットは描いていないといけないわけで、とても絵描き文化を感じました……。
絵は用意できなかったのでギークハウス秋川のロゴを使用。
サークルカットのみならず申込書の注意書きのあれこれもマンガを中心としたものだなあと感じました。 実際にコミケに行くと漫画ではない出品物(読み物、CD、グッズ)も多いのですが、やはり基本は二次創作マンガなのですね。
申込書に記載されたジャンルコードを眺めて、 評論ジャンルで申し込み。 コミケではいろんな対象を取り扱った評論同人誌のコーナーがあるので、そこに該当しそうだなと。
お金も振込。8000円です。落選すると戻ってくるそうです。
今回全部郵送で申し込んだのですが、今にして思えば単にコミケの申込書を送るというのをやってみたかったのかもしれない。
それと、コミケの申し込みがオンラインでできるCircle.ms
を使ってみようとして、いまいち使い方がわかりませんでした。 どうも以前に中途半端にアカウントを作ってしまっていて、すぐに目当ての操作ができなかったので、まあいいか、と先送りに。(あとで後悔します。)
コミケ受付連絡来たる
9月末、受付確認ハガキというものが来ます。 申し込みが受け付けられたことがわかります。
書類不備だったらそこで終了になってしまうところが、 受付確認ハガキがきたので一安心。
執筆者募集
お付き合いのあるギークハウス関連の飲み会やイベントに顔を出しては知り合いに執筆をお願いします。
IT技術や工作やゲームや料理レシピやイラストなどなんでも募集しておりました。
10月後半は縁あって技術書典3のイベントスタッフのお手伝いをしていました。 ここでも知り合いに会うので執筆をお願いしていました。
知り合いの皆さんに執筆をお願いしつつ、 C92で購入した「技術書を書こう」を読みつつ、準備をしてました。
それからお絵かき用にSurfaceを購入。Surfaceペンもセットで。
当選通知が来ません
来ませんでした。
11月頭。コミケ当落通知が発表されます。 Twitterでは「どこそこに配置されました。よろしくおねがいします!」と宣伝が出回っています。
タイミング悪くこの時期に引越しをしたので、郵便が届いていない可能性もあると思い、 Circle.msで当落確認ができるのですが、期限内に申し込み情報を登録して置かなかったので自分で確認できずorz
かわりにギークハウス秋川の管理人さんやコミケに詳しい友人に調べてもらったところ。
Circle.msではこういう画像がでるのですね……orz
落選のお知らせ
1週間ほどして正式に落選のお手紙が来ました。
返金
12月頭には郵便振替払出証書で申し込みのお金が返金されます。
反省
当選、という言葉がつかわれていますが、かなり実績主義のようです。実質「選考」なのですね。
各回の配置担当者のコメントが公開されています。
これを読むと、書類不備以外にも様々な要素をみて配置が決められているようです。 配置担当にアピールできるよう工夫が必要でした。
準備不足
- Circle.ms登録をしなかった
「申込書送った!」というツイッター書き込みをよく見かけたので、郵送すればそちらのほうがいいのだろうと思っていましたが、 その後Circle.msへの情報紐付けをすべきでした。 コミケ配置担当から他のサークルと比べて情報登録が足りていないと見なされたかもしれません。
- サークルカットを描けなかった
申し込もうと思ってから数日で申込書を送ったのですが、 絵描きではないためサークルカットをすぐに用意できず、ギークハウス秋川のロゴ画像を加工して提出。ここでもアピールができなかったのでは。
- コミケ申込書は事前購入できた
コミケの申込書は事前に通販でも買えたようです。
コミックマーケット93 サークル参加申込書セット通販のご案内
コミケ当日に会場で買って申し込むという流れをよくツイッターなどで見かけましたが、それは上級者向けだったのかもしれません。
タイトルがよくなかったのでは
申込書に記載した本の仮タイトルは 「まだギークハウスで消耗してるの?」 でした。
ギークハウスに興味を持って問い合わせてくる人にはギークハウスを提唱したphaさんだけではなく、高知在住ブロガーのイケダハヤトさんのファンも多いのです。それを前提にしたものだったのですが、 これ、そういうネタを知らない人がみたらなんだかDisってるように見えてしまいますね?
せめてもっとシェアハウス全体に関するものにすればよかった。
ジャンルが曖昧
お祭り的な盛り上がりに参加したい気持ちがありますが、 「評論」というなんでもジャンルでは返って難しかったのかも。
個人的には技術同人誌を買いに行き、コミケ会場を歩いてみて有名なアニメや漫画以外にも様々な作品がOKなイベント、と感じていたのですが、二次創作同人マンガの為のイベントという意味合いが強そうです。
ギーク的、IT的な要素を強くするなら、技術書典
工作方面ならば、Maker Faire Tokyo
Maker Faire Tokyo 2017 | Make: Japan
評論ならば、文学フリマ
コミティアも基本自主創作マンガですが、評論イラスト写真もろもろなものの場所はあるかも。
コミティアは新旧有名どころ出版社の持ち込みブースがずらりとならび、デビューを狙う創作者たちの野望でギラギラしていますが、文学フリマは作りたいものを作って、読みたい人に届ける、というもっと落ち着いた雰囲気でした。
今後
まずは地道にブログをコツコツ書き溜めていこうと思います。 お絵かき用にSurfaceも買ってしまったし、デジタル絵も練習したいです。
結局Surfaceは普通に仕事に使ってます。とても便利。