すらいむがあらわれた

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森美術館「万華鏡の視覚」

六本木に移動。
森美術館で「万華鏡の視覚」展を見た。
http://www.mori.art.museum/contents/kaleidoscopic/index.html
http://sankei.jp.msn.com/culture/arts/090415/art0904150807003-n1.htm
オーストリアのティッセン・ボルネミッサ現代美術財団という現代美術を集めているところのコレクションの展示らしい。
全体的な印象としてはICCの作品から、さらにテクノロジーを隠したような感じ。ICCは電話会社の実験施設なのでアートといってもテクノロジーが顔をのぞかせているが、この展覧会の作品は芸術作品なのでハイテクだろうとローテクだろうと表現に合ったものがつかわれているだけだろうと思う。


ジム・ランビーの床全面金銀黒テープ貼り作品がインパクトあった。ジム・ランビーは美術に詳しい友人がずいぶん勧めていたアーティスト。確かに何故か印象に残る。
あと気になったのは、暗い部屋の中に木のテーブルがあって、テーブルを触ると周囲の壁から声が聞こえてくるというアート。しかし、これは観客がばしばしとテーブルを触りまくっているために常に声がしている状態で、このアートの本来の姿を見ることが出来なかった。
他にも人があまり多くいる状態では鑑賞しにくい作品が多かった。現代美術を見に行くのは観客の少なそうな開館直後を狙った方がいいかもしれない。
森美術館では無料の音声ガイドが無料で、借りて聴きながら観ている人が多かった。私はもともと芸術に疎いため目で見るもの以上の情報が入ってきてもわからなくなるので、美術館の音声ガイドは借りない。しかしこの展覧会の作品は説明なしではわからないものが多かったのでガイドを借りておけばよかった。

The Kaleidoscopic Eye fumi's blog
http://fumi.vox.com/library/post/the-kaleidoscopic-eye.html
展示作品について↑こちらのブログに詳しいレポートがありました!