すらいむがあらわれた

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Web日記再考

またここにあれこれ書いていこうと思う。
プログラミングやサーバーのことだけでなくて、もっと日常的なことや、自分の思ったことについて。


12月は思いつきで1人Advent Calenderを始めて無事書ききることができた。
今まで手元で作業をしただけで、自分の中でまとめきれていなかったTipsを文字に起こすことができて、あらためて自分の血肉にできたと思う。
それとTwitterにはまってからだいぶ長い間まとまった文章を書くことから離れてしまって、こっちに長文を書こうにも書けなくなっていたのをリハビリできた。
また自分の思考について長々と綴れそうな気分になってきた。


ちょうどこんな文章を見つけた。
ウェブ日記というのを再考することにした。いろいろ… | Sun, Nov 20. 2011 - 氾濫原 [HANRANGEN]
http://lowreal.net/2011/11/20/2

ウェブ日記というのを再考することにした。いろいろ考えた結果、以下のような要素が必要であるという結論に至った。

・フィードはいらない
 不用意な人が不用意にエントリを見て、あーだこーだ言ってくるのを避けたい
・独立していなければならない
 露出が増える機能追加とかで、不用意な人が不用意に見て、あーだこーだ言ってくるのを避けたい

自分で思っていたことと似ている。
Advent Calenderではてダに回帰しながら私が考えていたのは、今のSNSは繋がりすぎる、そのせいで自分が言いたいことを書けなくなっているということだった。
今のSNSは繋がりたい人同士で繋がるのではなく、システムによって繋げられる仕組みになってしまっている。
私が好みなのはゆるいSNSだ。友達同士の内輪ではなく、かといって誰でもと繋がるわけではない、うっすらと興味がある同士でゆるくつながり、気が向いたときにやり取りができる場所が好みだ。
理想的な場所がTwitterだったのだが、Twitterでの繋がりにも密接な繋がりを好む友人が徐々に増えてきて、さらにTwitterをとりまくサービスに繋がりを密接にするものが増え、Twitter本体のシステム自体でもユーザー同士の繋がりを強化する方向が入りだしてきた。もうあまり思うとおりのことを書けなくなってきた。


はてダなどのブログなら、SNSのように友人と繋がると相手の画面に自分の書いたことが表示されてしまう、といったことがないと思った。
そこで、上記の記事をみつけて、そうだフィードもいらないよね、と思った。

私がはてダを好んでつかっている理由の1つは、はてダはゆるいSNSだからだ。
だけど、TwitterGoogle+やその他もろもろができて、SNS機能の部分は他で十分代替できそうになった。
なのでブログはあくまで自分の考えを客観的に見えるカタチで文章化して、自分の思考の流れを視覚化するのを第一の目的として使うようにしたい。


その場合、フィードは要らない。自分自身でフィードを購読することはほぼない。
フィードは他の人がブログをチェックする便宜のために提供するのだけど、自分の思考をまとめるのが第一だからやめてしまって差し支えない。フィードが無ければ、他の人のRSSリーダーに私の書いた内容がながれてその人が不快な気分になるということもないだろう。今の時代に「はてなアンテナ」をまたつかう人もいないだろうし。
はてダではフィードは止められないようだけど(無料ブログサービスはサービス全体でアクセスを稼ぎたいのだからまあ当然)、別なブログを自分でたててRSSを出さないようにするのは良さそう。
このはてダはたぶん続けるけど、数年ぶりにまたブログエンジン探しをやってみようかと思う。