すらいむがあらわれた

こまんど >  たたかう  にげる

夜行バス シティライナー

チケットショップで4300円で券を売っている。乗るのは二回目。乗客は10代、20代前半がおおい。前回乗ったときは二階建バスで狭かった上、真後ろがギャル男2人組でギャーギャーうるさかった。今日は少しましなバスだ。

バスマニアの友人によるとこのシティライナーのバスはJRや大手バス会社の使い古しが地方の観光会社に払い下げられたものだそうだ。チケットも「旅行優待券」という名称になっていて、表向きは観光ツアーバスということになっているようだ。

添乗員のおじさんたちもたいていどこかの訛りがあって、「そんな大きい荷物は網棚にのせたらあかんでー」などと乗客に注意していたりとか「これは乗り合いバスで観光バスではありませんから、各自責任をもった行動をお願いします」などというアナウンスをしたりとか、まるで修学旅行の面倒でも見ているかのようだ。

もちろん客も客で、さっきも書いたように金のない若い客が多いので、本当に修学旅行さながらの大騒ぎをしていたりする。

友人たちからは「もう働いてるんだから、新幹線に乗れ」とたしなめられた。確かにもうこんなバスに乗る年じゃないよなぁ。