JavaScript 第3版
巷でいろんなWebサービスをAjaxやDHTMLでいじる遊びが大流行しているのに、JavaScriptが苦手でぜんぜん楽しめないのが悔しいので、思い切ってこの本を購入。
- 作者: デイビッドフラナガン,David Flanagan,村上列,垰井正雄,安藤進
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (102件) を見る
JavaScriptの文法や基本的な仕組みが詳しく解説されている良書です。
はてな技術勉強会のJavaScript Programming 2.0の講義を聴いてから読むとちょうどよいです。
JavaScriptでのOOのやり方をきちんと書いている本は今のところこの本だけではないでしょうか。
JavaScriptってすごく自由な言語なんですね。プロパティに関数を代入できる、と知って目からうろこが落ちました。ついでにこれでC#のデリゲートがなぜあるのか?ということも納得できました。
JavaScriptのOOと比べてみると、JavaやC#はいろいろ考えた上であえて言語の機能を制限してわかりやすさを向上させているんですね。
残念ながら原書が1998年発行なので、対象にしているブラウザがNetscape Navigator4とInternet Explorer4で、しかもNavigatorを重視しているため、サンプルコードなどは現在では古くなってしまっています。もっとも、いまどきのブラウザ向けのサンプルコードは書籍でもWebでもいっぱい出回っているので問題なし。
実はこの本、会社でも貸してもらっていてずっと机の上にあったのです。でも業務中にサンプルコードならともかく、言語仕様についての本を読み込むのは気が引けてしまってずっと手をつけられないままでした。もっと早く読めばよかった。