Joel on Software
昨日、退屈だったので表紙のかっこよさにつられてつい買ってしまった。
- 作者: Joel Spolsky,青木靖
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2005/12
- メディア: 単行本
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ソフトウェア開発においての仕事の進め方についていろいろ書いてあります。
本を買わなくてもこのサイトかなりの記事が読めます。
Joel on Software(日本語訳)
http://japanese.joelonsoftware.com/
以下、印象深かった内容です。
ストラテジーレターIII: もとに戻してくれ!
http://japanese.joelonsoftware.com/Articles/StrategyLetterIII.html
他社のシェアを奪うには、自社のツールを試しに使った後、他社用のフォーマットに簡単にエクスポートできるかどうかが重要。それができればユーザーは安心して自社のツールを試してくれる。顧客囲い込みの心配をするよりも、まずは試してもらうための敷居を下げることが大事。
ExcelがLotas1-2-3のシェアに食い込むために、Lotusのフォーマットをサポートした例をあげて解説してあります。
Incentive Pay Considered Harmful(報奨金有害論)
http://www.joelonsoftware.com/articles/fog0000000070.html
評価が正しく行われた場合、ほとんどの人は自分の評価にがっかりするのだそうです。チームの士気を下げないためには褒めちぎるしかないんだとか。
評価が士気に与える影響というのは偏ったものだ。マイナスの評価が士気を大きく傷つける一方で、プラスの評価は士気や生産性に何の影響も与えない。
In Defense of Not-Invented-Here Syndrome(「ここで発明されたものじゃない」症候群を擁護する)
http://www.joelonsoftware.com/articles/fog0000000007.html
それがビジネスで核となる機能ならーー何が何でも自分でやることだ。
自社のビジネスの核はフルスクラッチすべき、絶対アウトソースしてはいけない。