すらいむがあらわれた

こまんど >  たたかう  にげる

今日は遅めに出社したので午前10時頃ですが、新宿西口地下の柱の前に花と小さい日本酒のパックが供えられていました。
地下だし、交通事故な訳ないしな…と思ったのですが、その直後に多分今朝ここで亡くなった人がいるんだろうなと気がつきました。ここで寝ていた人がいたのでしょう。昨夜は雪でした。かわいそうに。
皆、気がついてないのかついているのかわかりませんが、周りを足早に通り過ぎて行きます。人が亡くなった場所というのは何か神聖な雰囲気になるものなのに、多くの通行人が何も気にすることなくいつも通り歩きさっていきます。私もその一人です。
東京の嫌な面を見た気がしました。誰もかれも自分のことと自分の周りの何人か(恋人、家族、親友)のことしか考えてなく、見えてすらいない。
これ以上慣れたくないものです。