ウェブ仮想社会「セカンドライフ」著者講演会
http://www.ascii.co.jp/pb/secondlife/sanseido/
http://www.tvblog.jp/tvnet/archives/2007/07/post_070210590001.html
聴きにいってきました。
聴衆になぜか年配のご夫婦多し。定年後の第二の人生に関するセミナーと間違えたかと思いましたが、目の前のスクリーンにはちゃんと「second life」のバーチャル世界の映像が映っている。
やがて時間になり、メルティングドッツCEOの浅枝氏が現れた。一安心w
聞いた話のメモ
- メルティングドッツは日本人向けのセカンドライフログイン画面、チュートリアルスペースなどを開設している。英語のチュートリアルは凝りすぎているので、これがないと日本人の参加は面倒。
- アディダス、日産、富士通の施設がある
- NTTEAST,dentsuなどの島が予約されている
- 今のセカンドライフブームは「ホームページをつくると宣伝になるからあわててつくっている状態」
- セカンドライフのメリットは同じ場所で同時に同じことを多くの人に広めること。それをする必要がない企業はセカンドライフをつかう必要はあまりない
メルティングドッツ浅枝CEOの話はわかりやすかった。実のところもっと怪しげな話をするのかと失礼なことを思っていましたが、かなり冷静で地道な活動をされている印象を受けた。
むしろセカンドライフにたかっているIT企業の方が怪しいかもしれない。
あと、聴衆にIT業界とは関係のなさそうな年配の方が多かったのが不思議。どうやら「第二の人生」と間違えてきたのではないらしい。講演のあとの質問ではこういった年配の方から
- セカンドライフで戦争やテロなどはないのですか?
- セカンドライフはこれからヘッドマウントディスプレイなどをつかうもっとリアルなバーチャル世界になるのか?そうなったとき今セカンドライフでつくったものや買ったものはどうなるのか?
などの質問がでていた。どうもセカンドライフに映画などでみるような「バーチャル世界」を期待しているように見えた。
私から見ればセカンドライフは現金のやり取りができるネトゲにしか見えないですが。