すらいむがあらわれた

こまんど >  たたかう  にげる

Google Buzz

はてなダイアリーを書くのすげー久しぶりー。


Google Buzzなんて言うものが始まっていますね。またGoogleTwitterをはじめたのかと思っていたら、しれっとGmailと合体していました。


上の行で「また」と書いたのは以前にGoogleはJaiku(http://www.jaiku.com/)というTwitter型のサービスをやっていたことがあったからです(今もやっているのかな?)。
Jaikuのプログラムは今ではオープンソースとして配布されています。なので、もうGoogleTwitter型サービスを本気でやるつもりはなさそうと思っていました。
Jaikido Blog:JaikuEngine is now open source!
http://jaikido.blogspot.com/2009/03/jaikuengine-is-now-open-source.html


そしたらいきなりBuzzなんてものがでてきましたねー。
個人的にはBuzzのシステムは好みじゃないです。
コメントが親ポストにぶら下がる形式が好きじゃない。一般的な仕組みなのですが、私はTwitterがやっている、ポストが全部時系列で流れる「Timeline」が画期的だと思っているので、今更ぶらさがり形式のシステムを使う気になれない。
あと、TwitterやらGoogle ReaderやらPicasaやら、他のサービスと連携する機能も自分にとっては邪魔なだけ。私はすべてのサービス連携を切っているし、他の人が他サービスから取り込んでいる記事は読む気がしません。


と、Buzzをdisりつつも、実はぼちぼち使っています。
使っている理由はきわめて個人的なもので、英語日記の練習に使っています。
私は以前から英語日記を書きたいなーと思い続けていて、各種ブログサービスで試したり、英語学習サイトの日記機能を試したり、Twitterに英語用アカウントをつくってみたりしたのですが、どれも続きませんでした。ところがBuzzでためしに英語ポストをしてみたら、思いのほか調子がよく続いてます。
続いている理由を考えてみてもやっぱり個人的な理由であって、Buzzが優れているわけではないように思ってます。自分にとってはGmailにくっついているのがどうやら都合がよかったらしい。気が向いたときにふらっとBuzzを開いて一行だけ「どこそこなう」的な英文を書き込むのが楽。どこかのサイトを特別に開かなくていい。iPhoneから使いやすい(ランチャーアイコンが用意されててアプリみたいに起動できる)のも便利。
さらに都合のいいことに、Buzzには日本人なのに英語で書き込みをしている人が他にも何人かいて、私の「どこかなう」だけの書き込みに英語で返事をくれるんですよね。それで調子にのって続いているようです。


Google Waveで遊んでいたときに気がついたのですが、Googleの新サービスに飛びつく人たちのなかには英語やその他の言語で外国の人とやりとりするのが好きな人たちが結構いるみたい。彼らは最新Webサービス好きな人たちなので、自分に取っては英語でも話を合わせやすい。英語学習サイトの日記機能ではこうはいかなそう。


Google Buzzはぜんぜん流行らず廃れるかと思いきや、どうもそれなりに熱心なBuzzユーザー層ができつつあるみたい。Twitterよりおもしろいと言っている人まで居る。自分にとってはまだまだTwitter >>> Buzzなのですが。
もしかしたら比較的最近(例えば昨年夏頃あたりから)Twitterを始めた人から見たら Buzz > Twitterになりうるかもしれない。特にWebサービス好きな人にとってはそうなりうると思う。Twitterはすでにいわゆるキャズムを超えて広がりすぎてしまった。2007年に日本でTwitterの第1次ブームが起こった時にTwitterを始めた人たちはたいていアーリーアダプター層で、つながりあえばそれなりにおもしろいWeb最新情報が得られた。でも今から参加してももうひとが多すぎてアーリーアダプター層とつながりあうことは難しいと思う。
Google Buzzは出来たてなので、今始めればたぶんアーリーアダプター層の人たちとのつながりを持てる。だからそれなりにおもしろいんじゃないかな。


自分はTwitetrが流行りすぎちゃって、最近はちょっとおもしろくなく思ってきていたので、しばらくBuzzを併用してあれこれ遊んでみようと思ってます。