すらいむがあらわれた

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練馬商店街の防犯カメラ

朝から頭が変な方向に回転したのでメモ。


東京・練馬区の商店街、防犯カメラ76台導入 客引きや不法投棄を抑止 - 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C889DE2E6E4E2E5E2EAE2E0E7E2E1E0E2E3E29EE7E0E2E2E2


めざましTVで練馬の商店街が、商店街の通りに70台以上の防犯カメラを備え付けたという話をやっていた。
ビデオは監視ではなくあくまでも防犯対策で、警察の要請があれば提出するためのもの。映像は1週間で自動的に消される。ビデオをみるためには商店街の役員2人以上の立ち会いが必要とのこと。
住民からは「犯罪の抑止になる」と好意的な意見が寄せられたそうだ。


これを見て思ったんだけど、逆じゃないかな?
撮るけど見られないようにするんじゃなくて、むしろ誰でもみられるようにだだもれにしたほうがいいんじゃない?


今はもうUstreamなどで個人でだだもれ中継が簡単にできてしまう時代で、時間軸に対する考え方が変わってきていると思う。過去の時間は見られないものではなくなってきている。自分の、他人の過去の姿をかなり自由に見られるようになってきている。


1週間前の商店街の賑わいを商店街の街頭モニターで簡単にチェックできたらおもしろいんじゃないだろうか?
たとえば、初めて訪れた商店街で昼ごはんを食べるとき、モニターで行列ができてるお店をチェックすれば人気店がわかる。


ビデオがこういう使われかたをするにはまだ時間がかかると思うけれど、そのうちビデオ撮影に対するプライバシー意識はだんだん希薄になっていって、だだもれ社会になるんではないかと思った。