すらいむがあらわれた

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「感情労働」についての2冊

感情労働」とは肉体労働、頭脳労働と同じように自分の感情を仕事のために使うこと。
肉体労働、頭脳労働同様、賃金と引き換えに自らの感情を売る。

『管理される心』(ISBN:4790708039)
アメリカのスチュワーデス・スチュワード、集金人などを対象にして、人々が仕事のために自らの感情をコントロールし、またはコントロールされている実態を調査した本。

『魂の労働』(ISBN:4791760689)
日本人の学者が書いている割には、まるで翻訳書のような文体で読みにくい。この本のテーマ自体には興味があるので残念。

今のところ「1 ネオリベラリズム」まで読んだけれど、あまり目新しさを感じなかった。