すらいむがあらわれた

こまんど >  たたかう  にげる

Lightweight Language Weekwnd 2日目

・その場でどう書く お題発表
Web予定表

  • カレンダーを表示する。前後の月に移動できる。
  • 日を選択してスケジュールを記入できる。
  • それ以外の拡張は自由。

ASP.NETならCalendarコントロールをつかえば一瞬では…。)
Haskell,Perl,Ruby,Pnuts,Pythonの5言語から挑戦者がでています。結果発表は14:30から。
・LLとblog
blog界の有名人が集まってLLとblogについて討論。blogはLLで開発されているものが比較的多いようです。Movable TypeはてなperlCOREBlogpythontDiaryRubyNucleusPHPを使っています。
気になったことをメモ。
Nucleus 記事の公開予約ができる。(何日に公開、と指定できるのかな?)、検査エンジンからどんな
キーワードで飛んできたのかをblogに表示できる。
はてなダイアリー はてなのキーワード機能はWiki的。はてなRSS以外にも日本Web界で昔からあるWeb更新チェックツール「アンテナ」もやっている。
tDiary コメントでなく「ツッコミ」。Trackbackではなくreferer
COREBlog Zopeの上で動くblog

blogは最近急速にユーザーが増えているらしい。Movable Typeの平田さんによると、楽天が参入してから一気にトラフィックがふえたそうです。

注目している機能、技術はありますか?という会場からの質問について、Nucleusの代表、樋口さん(仕事では@ITをやってるそうです)が「MSのblogに注目しています。あのスケールで、どうやってWindows Serverでまわすんだろうと」と言ったところ会場大喝采…。Javaがアウェイというこのイベントなので、MSはいうまでもないのですが、Windows Serverそんなにダメ???。樋口さんは「MSの人たちはすごいと思いますよ。やると言ったら投げないもの」とフォローしていましたが。

・Lightning Talk
オープンソース系のイベントではよく行われるらしいLightning Talkは5分間であるトピックのプレゼンをするというもので、5分たったら問答無用で終了。いろんなトピックをつぎつぎに聴けるので飽きません。ただし、発表時間が短いので細かい説明は省かれ、高度な内容になりがち。
でも今回のLightning TalkはLL侍がすべてをもっていってしまったような…。
技術的には野首さんの「LL on Lightweight Hardware」、ささださんの「YARV」の発表が面白かったです。野首さんは発表が上手ですね。スライドみながら大爆笑しました。とくに/bin/sh

・その場でどう書く
おおむね、1、2時間でだいたいの部分が書けたようです。
個人のPCでWebアプリを動かすようで、Webサーバ環境は各自で用意しなくてはいけないようです。Pythonの磯さんは自分でサーバを書いていました。基本的なWebサーバなら2行で書けるそうです。Perlの松本さんはWebminで、Rubyの中田さんはRubyに標準でついているウェブリックを使ったそうです。
HTMLテンプレート(?)としてはHaskellの酒井さんはWASHを使ったそうです。磯さんはZopeを使えば簡単とだけど、それは騎馬戦にバズーカ砲を持ち込むようなものだから…とあえてPython標準で書いていました。それでもストレージがとても簡単に実装できたとか。PnutsはベースにJavaがあるので、DB周りが楽だそうです。

Perlで小飼さん、Rubyでただただしさんが飛び入り参加。小飼さんはPerlの標準機能だけで70行くらいの実装。ただただしさんはtDiaryを数行なおして完成。

各言語、標準でどれだけ書けるかと、モジュールやツールをフルに使ってどれだけ楽になるかを両方くらべて見てみたいですね。