すらいむがあらわれた

こまんど >  たたかう  にげる

プログラミングは新人の仕事?

@ITの掲示板の以下のスレが盛り上がってます。


プログラミングは新人の仕事 @IT情報マネジメント 会議室
http://www.atmarkit.co.jp/bbs/phpBB/viewtopic.php?mode=viewtopic&topic=25116&forum=15&start=0

プログラミングしかやらない社員がいます。
せいぜいプログラミングは入社2年までの仕事だと思うのですが
その社員は社歴も長くすでに27歳です。
プログラミングだけなら新人に置き換える旨を通告したところ
反抗的な態度を示すようになりました。
せっかくのチャンスを与えたのに残念でなりません。
プログラミングのみで逃げてきた社員を
SEにステップアップさせるにはどうしたらよいでしょうか?
その社員と同世代の人たちは
お客様との折衝にあたるなど彼と比べると2つ上の仕事をしています。
その社員の目標を定めることが非常に困難です。

というスレ主の書き込みに対して、プログラマ寄りの方々からたくさんの反論レスがついているのですが、SE寄りの人の意見も聞きたいですね。

スレ主さんの会社はSIerなのかな?要件定義や工程管理中心の会社なら大規模なブログラム開発を自社でやらない場合もあると思うので「プログラミングは入社2年まで」でその後は設計や管理中心という方針もありうるのではと思います。(私にはSIer会社の勤務経験はないので実態は全然知らないのですが…)


私の勤務先はソフトウェア開発会社なので、プログラミングは新人の仕事どころか、ほとんどの人がずっとプログラマです。40代のプログラマも何人もいます。50代になるとさすがに役員や管理職の上の方になりプログラミングの現場から遠ざかりますが、それでもまだプログラミングをする場合があります。


ほとんどの人がずっとプログラマとはいえ、だれも設計や進捗管理をしないわけではありません。
1人で担当する小さなプロジェクトでは担当プログラマが設計、お客様とのやり取り、コーディング、テストすべてを行います。5〜6人程度のプロジェクトになると、経験豊富なプログラマが基幹部分を担当し、簡単だけど作業量の多い部分はまだ経験の浅いプログラマが人海戦術的にがしがし作っていくパターンとなります。
新人プログラマはチームでやる仕事に参加しつつ、先輩のプログラミング技術、設計技術、お客様との交渉方法を見て学び、自分が担当する小さめの仕事で学習したことを実践して身につけていきます。つまりプログラマは全員、設計や進捗管理など、SEの仕事といわれるものもこなさなくてはなりません。それができてようやく一人前なのです。


こうして見てみると「プログラミングは入社2年まで」ではないけれど、入社して何年か経ったらお客様との折衝などの仕事もできなくてはならないという点は掲示板のスレ主の会社と変わらないですね。