すらいむがあらわれた

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東京芸術大学公開講座 電子楽器工作講座 2日目

昨日につづいてArduinoプログラミングから開始です。
この講座で使ったArduinoはチップじゃなくて、電源、入出力のピン、クロックなどそれぞれ部品をつかってブレッドボード上に組み立てるものでした。
東京芸術大学 電子楽器講座
東京芸術大学 電子楽器講座 posted by (C)kanpan
今日はArduinoプログラミングが主立ったので、自分に撮っては配線中心の昨日に比べてずいぶん楽でした。配線で遅れをとってもプログラミングの箇所でみんなに追いつけるw
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東京芸術大学 電子楽器講座 posted by (C)kanpan
今日はオシレーターを4つつけて、それをArduinoで制御して4拍子のシーケンサーを作成しました。ゲーム音楽のような音が出せます!
水色のダイヤルをまわして速度を調節したり、音程を調節します。
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さらに赤外線測距モジュールや光モジュールなどをつかって音をコントロール!
これは測距モジュール。使うと手を近づけたり離したりして音を変えられます。
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これは光モジュール(CDS)。使うと光を暗くしたり明るくしたりすることで音を変えられる。
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そして…今回の講座の〆はなんと作った曲の演奏!2人1組でみんなの前でブレッドボードで演奏します。曲は教室の横の立派なスピーカーで再生!!ひぃぃ。
私は曲なんてつくれず授業でつくった4拍子シーケンサーの音を測距モジュールでコントロールして音を変えて出してみるくらいのことしか出来ませんでした。ペアになった方が電子音楽に詳しくてへたっぴな自分に合わせてくれました(^^;
受講者のみなさんの中には凄い人もいて、測距モジュールや光モジュールを体全体で使いこなしまるでテクノ前衛音楽のライブのようなパフォーマンスと音を出してる方も…。講師さんから「もはや教えることはなにもありません」というコメントが。
他にも電子部品に無理矢理電流を流してわざと歪んだ音が出るようにしている人もいました。サーキットベンディング、というらしい。


講義が終わった後は上野の居酒屋で打ち上げ。
受講者の皆さんは、シンセサイザーに詳しい人、大学の先生、電子部品屋さん、テルミン奏者、モンゴルの民族音楽「ホウメイ」をやっている人などいろんな方がいて、電子音楽その他について幅広く盛り上がりました!


自分にとってはこれでまた電子音楽の世界に一歩近づけたかなと思う。特にパソコンを使わないで電気だけで音を出す方法を学べたのが良かった。「音」のしくみ自体についていくらか理解ができたかも。
でも自分としては電気音よりはピアノやギターや人の声などを扱いたいので、今後は電気音よりはmidiなどを試してみたいと思います。